この記事は、このような方のお役に立てばと思い書いています
・配偶者にiDecoやつみたてNisaが理解されない、反対される
・節約に協力してもらえない
・ポイ活に協力してもらえない
資産形成を考えたときに、配偶者の協力は必須ですよね。
しかしながら、20年、30年、40年・・・と違う環境で育ってきた2人、お金の感覚がピタリと合うわけがないのも事実。
結婚当初の夫は
「会計はすべて現金」
「ネットで買い物はしたことがない」
「自販機でペットボトル1日2~3本買う」
「飛行機もホテルも電話で予約してコンビニで支払う」
「投資はギャンブル」
「銀行はゆうちょと三菱UFJで3年くらい通帳記入していない」
という状況。
一方の私は
「会計は基本キャッシュレス、サービスに合わせて使い分ける」
「楽天市場ヘビーユーザー」
「日々の飲み物代は職場のポット利用で0円」
「旅行はサイト複数を比較検討してネット予約、ポイントゲット」
「iDecoに興味あり」
「大手銀行+楽天銀行を使用、月1回程度通帳記入」
という暮らしで、心穏やかに節約&ポイ活生活を楽しんでいたのです笑
今回は、家計改善のために結婚してから取り組んだ10のことをまとめてみました。
1. まずは違いを認め、相手を変えようとしない
冒頭から元も子もないことを言うようですが、
お金に対する考え方や、何かをこなすのにどれくらいストレスを感じるかは本当に人それぞれですよね。
夫からしても、私の考え方や行動で合わないなと思ったところがあることでしょう。
大前提として、基本的に私自身の行動で、家計の改善に取り組めることをすることにしました。
相手の考え方を変えるよりも、自分が行動する方がよほど簡単です。
2. 通帳記入をする
3年分の夫の通帳記入を行ったところ、謎の5000円/月の使っていないクレジットカードの引き落としが発覚。
本人も何の引き落としか分かっていない。
・・・。
クレジットカード会社に問い合わせ、最終的には消費生活センターに相談し、引き落としを解除できました。
5000円×12ヶ月×3年=18万円
結構な金額の謎の出費をしていたようです。
奥様、旦那様は定期的に通帳記入やクレジットカード明細を確認していますか?
確認をすすめる、または、ご本人の許可を得られたら、一度確認してあげることをオススメします。
3. 出かける前に飲み物を渡す
毎日2~3本、自販機で150円のペットボトル飲料を購入すると、
150円×3本×30日=13,500円/月の出費になります。
毎月13,500円を年率5%で積み立てて運用すると、10年後には約200万円になります。
そう考えると、1日3本のペットボトル購入もばかにできないですよね。
そこで、まずはスーパーで1本70円程度のお茶のペットボトルを購入して、毎朝出かける前に渡してあげるようにしました。
家での飲み物は基本的に沸かした麦茶なので、洗ったペットボトルも再利用して麦茶を入れて持って行ってもらっています。(本当はマイボトル利用が理想ですが、道半ばです。)
何事も習慣。
はじめは毎朝手渡していましたが、今では自らペットボトルにお茶を入れて持って行ってくれるようになりました。
さらに、毎回自販機で購入していた時は、ついつい甘い清涼飲料水を購入していた様子でしたが、
お茶を飲む頻度が増えたお陰で甘い飲み物が欲しくなくなり、購入するときもお茶になっています。
お金と一緒に健康的な習慣も手に入れることができました^^
4. 支払いは基本的に自分が行う
お金、ポイントやマイレージに興味がないと、クレジットカードを作る手続き自体を面倒に感じるようです。
クレジットカード作成はいずれしてもらいたいと思いましたが、時期を見計らうことにしました。
(ポイ活以外で、夫にメリットのあるタイミングを見極めました。後述します。)
しばらくは、2人の出費については私がカードで支払い、夫の口座から現金を引き出して割り勘にしました。
結婚式、新婚旅行、私がもらった婚約指輪(一緒に選んだ)も、私のクレカ払い。現実的ですみません笑
カードで支払う様子を見せることで、徐々にキャッシュレス決済を普通のこととして認識してもらいました。
5. 旅行の予約は自分がする
時には相手にしてもらいたいと思ったことももちろんあります。
しかし、自分のできること、自分の興味があること、得意なことは、自分がやれば良いのです。(やや諦観)
旅行について心ゆくまで比較検討できるというメリットがあります。
夫は旅先では文句を言うことなく楽しんでくれるので、モチベーションを維持できています。(現在進行形)
夫の一人旅も私がコーディネートして、ポイントやマイルを貯めています。
6. クレジットカードを作成する
夫にクレジットカード作成のメリットのあるタイミング、、、それは
海外出張(学会参加)
でした。
海外はキャッシュレス文化だよー
ホテルのデポジットでクレジットカード必須の場合もあるよー
お店によって対応している決済会社が異なるから、VISAとMasterで2枚あった方がいいよー
海外旅行保険ついてるのにしたら安心だよー
という情報を伝えると、スムーズにクレジットカード作成に踏み切ってくれました。
せっかくの海外往復なので、マイルが貯まるJALカードと、資産形成のお供(個人的見解)の楽天カードを作成しました。(申込書の作成はもちろん私)
7. 家計簿をつける
我が家は夫婦別財布です。共働きとなると、油断してお互いに使いすぎてしまう危険性があります。
結婚当初はふたりとも大学院生。
生活費はアルバイト代でまかない、さらに学費はかかるということで、結構カツカツでした。
使いすぎたらまずい、ということをお互いに実感するために、それぞれが家計簿をつけ、1ヶ月分送りあうことにしました。
お金にあまり興味のない夫ですが、数字が好きなので、家計簿作成は嫌がらずにしてくれ、現在も続いています。
8. 個人型確定拠出年金(iDeCo)
投資はギャンブルという感覚の夫
まずは私自身が運用してみて、成果を報告することにしました。何事も実績が重要です。
minamm自身がiDeCoやつみたてNisaを始めた時のことは以下にまとめています。
iDeCoを1年間運用、幸い大きな暴落とも重ならずに資産は増えてくれました。
夫からの私に対する信用・信頼度も、その1年間で増えてくれたように思います。
iDeCoで増えた資産額+確定申告での節税効果を報告し、iDeCoについて解説している本を見せたところ、
ついに夫も口座を開設してくれることになったのです。(もちろん手続き・設定はすべて私)
つみたてNisaについては後述しますが、さらに1年後に夫も口座を開設してくれました。(もちろん手続きも…以下略)
9. 特定口座での資産運用
iDeCoとつみたてNisaで淡々と積み立てを行っていたところにコロナ感染拡大に伴う株価の暴落。
はじめて資産が減る経験でしたが、
「株価が低い時期が続いて、最後(出口)にグッと上がったパターンが一番効率が良いんだよ」
と話し、夫も納得していました。
回復相場で「特定口座での運用も開始したい」と話すと、ここではやはり「ゼロになるかもしれない」発言。
投資に絶対は無いのは確かですが、右肩上がりのインデックスや一部の企業に分散して投資をする分には、ゼロになることはない、長期でみればプラスになると私は考えています。
ここでは、夫婦別財布を生かし、私のみ少額から特定口座での取引も開始。
この運用がうまくいき、最終的には夫も楽天証券とSBI証券でのクレカ積立に賛成してくれるようになりました。
10. つみたてNisaとジュニアNisa
こどもを授かったときに、気にせずにはいられないのが子供の養育費・教育費のことですよね。
養育費・教育費は大事なことなので、投資をあてにはせず、基本的にその時の収入や貯金(つまり現金)から支払いたいと考えています。
が、
つみたてNisaやジュニアNisaで資産運用して、子供の教育資金を貯めるという考え方もあるみたいだよー
iDeCoに似た長期の資産運用だよー
と話してみました。
この時点で、iDeCoでの資産運用を経験している夫。
長期の積立投資は、夫のリスク許容度の範囲内だったのでしょう。
つみたてNisaやジュニアNisaも受け入れてくれました^^
実際、その時の運用状況によっては、本当に教育費にあてるかもしれません。
まとめ
まずは小さなことから始めて実績を積み、時間をかけて自身の信頼度を上げることと、
何事も一度にはじめようとせず、相手と自分に無理のない範囲で少しずつすすめることが、
本来資産形成に興味のない配偶者の方に協力してもらうエッセンスなのではないかと思います。
半年に1回程度、世帯全体の資産を夫に報告して、少しでも興味をもってもらうようにしています。
まだまだ道半ばですが、私自身も精進したいと思います!
どなたかの参考になれば幸いです♪
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