2025年の独立記念日の連休にNH州のホワイトマウンテンへ
車を運転しないわが家ですが、高速バス、Uber、地元のタクシーを駆使して主要観光地を回ってきました!
お天気にも恵まれてとても良い旅になりました。
車がないと無理では?
子連れでは大変そう・・・
という声が聞こえてきそうです。
実際、かなり事前に色々と調べた上に現地でも情報収集しましたので、実体験を交えて写真とともにシェアしたいと思います。

車のある方にとっても、観光地めぐりのご参考になるかと思います^^
1. 交通機関について
Concord Coach Lines


Concord Coach Linesは、アメリカ北東部(メイン州・ニューハンプシャー州・マサチューセッツ州)を結ぶ高速バス会社です。 ボストンのSouth StationやLogan空港と、地方都市・観光地を快適に結んでおり、清潔な車内・無料Wi-Fi・電源コンセントも完備。事前予約制で、車なしの旅行にも便利です。
今回はボストンのSouth Stationからニューハンプシャー州のLincolnまでを利用しました。


料金は、私たちが利用した時は大人1人で片道$34、往復$63と比較的リーズナブルでした。
子ども(0-15歳)料金は、full-fareのチケットを購入している大人1人につき子ども1人無料と良心的です。
最新のChildren’s Faresについてはこちらをご参照ください。



事前予約はしますが、座席の指定はできません(今回の路線では)。
早めに乗り込んだ方が好きな席に座れます。
Uber


Lincolnのホテルから観光地へ出発する際に利用しました。
料金はLincoln → Cannon Aerial Tramwayが$33.20(チップは除く)
Lincoln → Mt. Washington Cog Railwayは$65.42(チップは除く)でした。
ここで最も注意すべき点は観光地からの帰りにはUberには期待しない方が良いということです。
あとは、こちらは想像に難くないと思いますが、都心ほどUberは走っていないことです。
旅行の初日、LincolnのホテルからUberを検索すると比較的早く車が来てくれることになった(とはいっても20分ほど)ので、ホテルから15分程度の観光地だったこともあり、帰りもUberを拾おうと甘く考えてしまって痛い目に合いました。



観光地のWIFIが弱くてUberを拾うこともできず、タクシー会社に電話するも車両が出払っていて来てもらえない状況に。(ちなみに、観光地の電波が悪く、携帯がつながらないために売店に電話機を借りています泣)
最終的に、ホテルに助けを求め、ホテルからタクシーを手配してもらったのでした。
そもそも自然のド真ん中にある観光地では電波が弱くUberが使えない可能性×Uberが配車されない可能性が高い
それでもなぜUberも利用したのかといえば、やはりタクシーより安いと思われたからです。
たとえば、往路にUberで利用したLincolnからMt. Washington Cog Railwayまでよりも、復路にタクシーを利用したMt. Washington Cog RailwayからLincolnまでの方が区間距離は短いですが、料金は大きく違います。(往路:$65.42 vs. 復路:$117.42)
Uberには予約機能があります。乗車日の90日前から予約可能です。
予約するとその場で「予約確定」と表示されますが、ドライバーがきちんと確定するかどうかが重要です。
Lincoln → Mt. Washington Cog Railwayの区間は予約をするとすぐにドライバーが確定したので、比較的安心してUberを利用できましたが、Mt. Washington Cog Railwayからの復路や、他のLincolnから少し離れてしまった観光地からの復路はUberではドライバーが確定しなかったので、Uberでの予約はキャンセルし次項のタクシーを予約しておきました。(乗車時間の数時間前までは、キャンセル料のかからない時間があるので、予約時に要チェックです。その時間までにドライバーが確定しなければキャンセルしてタクシーに気持ちを切り替えましょう。)
タクシー


タクシー会社は2社利用しました。いずれも現地に着いてからホテルで教えてもらった会社です。
Shuttle Connection
このタクシー会社はYelpのページがあったので参考までにリンクしておきます。
大きめのシャトルタイプのタクシーで快適でした。
難点はYelpの口コミにもありますが現金払いということ。
幸いVenmoに対応してくれて、$2の追加手数料はかかりましたが、ATMに寄らずに済みました。
利用区間1でお世話になりました。
LOOP
大きめのバンで、お水をサービスでいただいたり、携帯の充電もさせてもらったりとお世話になりました。電話予約の際もとても感じよく対応していただきました。料金も聞くと事前に教えてもらえます。
クレジットカード決済にも対応してくれました。(2~3%程度の手数料はとられますが)
利用区間2と3でお世話になりました。
2. 観光地について
Cannon Aerial Tramway(キャノン・マウンテン・エリアル・トラムウェイ)


Cannon Aerial Tramwayはニューハンプシャー州ホワイトマウンテンの絶景を楽しめるロープウェイです。
標高約1,200mの山頂まで約10分で到着し、展望台やロープウェイからは山々と湖を一望できます。気軽に絶景ハイキングも楽しめます。夏〜秋の紅葉シーズンが人気です。
山頂のロープウェイ乗降場所から展望台まで行って帰ってきて40分くらいでした。
山頂は風が強くて気温も低かったので、真夏でもライトダウン着用でちょうど良いくらいでした。
壮大な眺めを楽しめました!






Mt. Washington Cog railway(マウント・ワシントン・コグ鉄道)


Mt. Washington Cog railwayはアメリカ最古の登山鉄道で、ニューハンプシャー州の最高峰・マウントワシントン山頂へ登る観光列車です。蒸気機関車またはディーゼル車両が急勾配をゆっくり進み、標高約1,900mの山頂駅では壮大なパノラマを満喫できます。
午前中の方が頂上が晴れているというコメントを見て朝イチ9時の便を予約しました。
運良くその日のその時間帯はよく晴れていて、「今日はExceptionalだよ」と車掌さんのお墨付きをいただきながら頂上へ。









ちなみに、乗車位置のおすすめは、上りは進行方向向かって左、下りは進行方向向かって右側がおすすめです^^
予約画面にPlatformA, B, C, Dが表示されることがありますが、出発場所は変わりません。
予約する人が増えてくると、AのみだったのがAとB、さらに増えてくるとCを追加して、同じ時間に出発する車両の台数を増やす仕組みのようです。
実際、私たちの時間帯はAとBのみでBの車両は空いていましたが、次の時間帯はABCといずれも満席に近かったです。



朝イチの便は人数も少なめで、みんなが撮りたいsummitでの写真のために並ぶ時間も少なく済んで良かったです。


ディーゼル車両に9時に麓(base station)を出発する便で登った人たちは、45分で山頂に到着します。
10時にbase station発の便が登頂してきて10:45に山頂に到着し今度は降りていく際の車両に乗り込んで、45分乗車し11:30にbase stationまで戻る仕組みになっていました。つまり、山頂での散策時間は1時間ほどです。
蒸気機関車の場合は、途中で給水するため、片道約1時間かかるとWebページに記載されています。
Flume gorge


大自然がつくり出した幅の狭い岩の峡谷と滝を歩く、片道約1.6kmの人気トレイルです。
木製ボードウォークの遊歩道を歩きながら、高さ約30mの岩壁や美しい滝を間近に見ることができます。
整備はされていますが、階段があったり狭いところもあるので、ベビーカーでは一周は難しいです。
水を感じながらトレッキングできて夏には涼しげで気持ち良いです。
水遊びできるTable rockは水が冷たくて長く足をつけていられませんでした。
2歳児はときどき抱っこが必要で、渓谷あたりは少しこわいところもありました。
2歳と5歳連れのわが家は1時間40分ほどでVisitor Centerまで帰ってこれました。












Cascade Park


Cascade ParkはLincolnの町の中心にある、小川のせせらぎが心地よい公園です。
地元の子どもたちの水遊びスポットとしても人気で、浅瀬の流れに足を入れたり、夏の涼みに立ち寄るのにぴったり。ベンチや芝生広場もあり、のんびり過ごせます。
ホテルから比較的近かったので、最終日の出発までキッズを遊ばせることにしました。
浅瀬に魚の稚魚もいて、興味深々で遊んでいました。
水着で川遊びしている人もいましたが、やはり私は水が冷たすぎて短時間しか足はつけられませんでした。






3. 食事について
近くにはブリュワリーやワイナリーもありお酒好きには嬉しかったです笑
BASE CAMP
昼食で利用しました。ブリュワリーながら食事もおいしい!エビのリゾットは盛り付けも綺麗で美味でした。










Black Mtn. Burger Co.


夕食で利用しました。人気のバーガー屋さんで夕食どきに行くと1時間待ち!
パティの焼き加減も聞いてくれる本格派で、付け合せも追加料金はかかりますがポテトフライ以外も選べて良きでした。オニオンリング、シーザーサラダにそれぞれ変更しましたが、付け合せもおいしかったです。
ビールも美味!笑






White Mountain Bagel Co


昼食で利用しました。カリッと焼けたベーグルに具材がたっぷりはさんであり、食べごたえのある美味しいベーグルサンドでした。サンドイッチもメニューにありました。
1つにつきチップ込みで$15だったので、日本円に換算するとびっくりするくらい高級ベーグルですね。
Seven Birches Winery


今回は行けませんでしたが、テイスティングやワイナリーのツアーなどもしているようで、ぜひ次回は行ってみたい!
その他
マクドナルドやサブウェイも大通り沿いにあり、わが家は定番のサブウェイも利用しました。
4. 宿泊ホテルについて
Holiday Inn Express & Suites Lincoln East


宿泊はLincolnのHoliday Innを利用しました。決め手はConcord Coach Lineのバス停から近かったことです。
スタッフさんがキッズフレンドリー&新日な雰囲気(日本のアニメが好きな方々)で過ごしやすかった!
部屋も広めで荷物置きのスペースもけっこう充実しています。






朝食付きなのも嬉しいポイント。Grab and go bagが朝食会場に置いてあるのもありがたかったです。
たまたまJuly 5thにホテルのすぐ近くで花火があがり、そこまで混んでもいなくてのんびり楽しめました。


Hampton Inn Lincoln White Mountains
こちらは宿泊はしていませんが、同じくConcord Coach Lineのバス停から近く、朝食も付いていて便利そうなホテルでした。次の機会があれば、こちらに泊まってみてもいいなと思っています。
W Hotel Boston
South Stationの出発時刻や8時とやや早かったので、South Stationの徒歩圏内だったWホテルに宿泊しました。
ちなみに、こちらのホテルはMarriott Bonvoy Boundless Credit Cardの入会特典を利用して宿泊しています。FNA (Free night Award) を利用して宿泊するというのは初体験で、在米クレカポイ活の醍醐味を味わいました^^






5. お買い物
ホテルの近くにはいくつかのお店が集まったような区画があり、スーパーマーケットもありました。






Black Mtn. Burger Co. の近くにはお酒のアウトレットがあり、ワインを購入してきました。
安くはなってないようでしたが、NH州のワイナリーのコーナーもあり楽しめました。






6. さいごに
交通機関の手配さえクリアすれば、壮大な自然が楽しめてリフレッシュできる素敵な場所でした。
車があった方がもちろん便利ですが、あきらめずに行ってみてよかったです^^



これからも車なしの旅行にチャレンジしていきたいと思います!
(勇気が出たらほんとは運転したい…!)
コメント